内容説明
「子どもの頭痛」はまずおとなが理解し、共感するところから治療がはじまります。幼児から思春期の頭痛のすべてがこの一冊に。幼稚園や小・中学校の先生もこれで安心。
目次
第1章 子どもの頭痛Q&A(子どもでも頭痛になるのですか?;子どもの頭痛に種類はあるのですか? ほか)
第2章 子どもの頭痛を理解しよう(どうして頭痛になるの?―まだわかっていないことも多い;どのくらいの子どもに頭痛があるの?―頭痛に苦しむ子どもは決して少なくない ほか)
第3章 子どもの頭痛の種類(片頭痛―ズキンズキンと脈打つ寝込むほどの痛み;緊張型頭痛―締め付けられるような、ずっと続く痛み ほか)
第4章 子どもの頭痛をケアしよう(家庭での対処方法とケア―頭痛をわかってあげることから始めよう;幼稚園、保育園、学校での対応―養護教諭などの対応にかかっている)
著者等紹介
藤田光江[フジタミツエ]
筑波学園病院小児科、東京クリニック小児・思春期頭痛外来で診療。北海道大学医学部卒業。医学博士。2男2女を育てながら小児科勤務医を続けた。現在は、幼児から思春期の頭痛と心の病気の診療をライフワークとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひだまりさん
2
子どもだけではなく、大人が読んでもためになる頭痛の本(・∀・)頭痛がひどくて不登校になっちゃう子もいるのね。2014/07/13
ayako_tooyama
2
子育て経験のある女性小児科医による著。頭痛と一口に言っても、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、等のさまざまな種類があるし、それぞれに適した対処法も違う。子どもの頭痛の場合には心理的要因の影響も大きいため、大人が適切に理解・サポートしてやることと、医師と家庭が一体となって投薬のコントロールを行うことが、頭痛の悪化を防ぐために非常に重要。2013/07/02