目次
第1章 すべては「体質」で説明できるか?(人生を楽しめるかどうかは、体質次第!?;体質が「遺伝子レベル」でわかる時代に ほか)
第2章 私が自然療法に着目したワケ(温泉病院で「自然がもたらす効用」を知る;東洋医学が教えてくれた“全体を診る”という視点 ほか)
第3章 自然治癒力を高める生活術(自然治癒力を高める3つのキーワード;本来の「生活リズム」で体がよみがえる)
第4章 自然療法が体を変える(体本来の“治す力”を引き出す自然療法;土地の「気候」がもたらす自然の恵み)
第5章 温泉とお風呂で健康になる(天然資源「温泉」を活用するにはコツがある;日常でも得られる!入浴の偉大な効用)
著者等紹介
大塚吉則[オオツカヨシノリ]
北海道大学大学院教育学研究院教授。医師・医学博士。1979年北海道大学医学部卒業、第一内科に入局。米国コーネル医科大学に留学後、北海道大学附属病院登別分院、医学部附属温泉治療研究施設に勤務し、温泉医学の研究を開始する。ミュンヘン大学温泉治療研究施設、北海道大学保健管理センターを経て現職。専門は内分泌代謝学で糖尿病、脂質異常症、甲状腺機能異常症などの患者さんの診療にあたる一方で、心身ともに診る東洋医学にも目覚め「漢方の専門医」としても診療(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ハナさん*
1
2012年12月20日第1版第1刷。市図。人によって大きく異なる身体の不調は、全て「体質」に還元されるのか否かを論じている本かと思ったら、違った。遺伝学の発展によって、個々人の体質が遺伝子によって決定されている=人によって千差万別であるということは、既に自明の理とされていた。本書は「遺伝的に決定された体質だから、仕方がない」とあきらめるのではなく、「遺伝子のオン・オフは、環境や生活の仕方によって変わるものである」から、「環境や生活習慣を変えることで、かなりの部分が改善できる」と説くものだった。2025/02/02
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