内容説明
認知症のなかで、もっとも多いアルツハイマー病は、脳のなかに20年前から溜まり続けていたゴミが原因。「脳の生活習慣病」「脳の糖尿病」ともいわれる認知症を、40代、50代の今から予防するには?早期診断・早期治療で進行を抑えるには?今日から実践できる、認知症予防のノウハウを紹介。
目次
第1章 認知症とは
第2章 原因で分類する認知症
第3章 認知症のサイン
第4章 認知症と生活習慣病
第5章 認知症の予防はなぜ大切か
第6章 今日からできる認知症の予防
第7章 認知症の治療と治りうる認知症
著者等紹介
羽生春夫[ハニュウハルオ]
東京医科大学老年病科教授。1981年、東京医科大学卒業。1985年、同大学院博士課程修了。東京医科大学老年病学講座助手、准教授を経て2009年より教授。医学博士。専門は老年病学、神経内科学(特に認知症や脳卒中)。日常の臨床では、多数の認知症患者を診療し、早期診断法や有効な治療法を開発するとともに、市民公開講座などでも認知症の早期診断・早期治療および予防を呼びかけている。日本老年医学会代議員、日本神経学会代議員、日本認知症学会評議員、日本核医学会評議員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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りい
1
認知予防としては、運動(有酸素運動や大腿部などの筋力の維持)、栄養(魚におひたし、煮物という昔からの日本食は認知症になりにくい。食べ過ぎず、魚や緑黄色野菜、果物類を増やし、動物性脂肪の多い食事や甘いものは控える)、健康管理(メタボに注意)、コミュニケーション(ときにはときめきも必要)、趣味・娯楽(50代までに生涯の趣味をみつける。社交ダンスや楽器の演奏、ボードゲームがおすすめ)とのこと。子供に迷惑をかけないように、そして自分の老後を楽しむためにも、今から頑張ってみたいと思った。2012/07/19
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