内容説明
ヘルニアがあっても腰痛にならない?完全主義者は腰痛になる?やる気で腰痛は治る?etc.腰痛のホントを知ることから、腰痛とつき合う知恵が生まれる。40年間、腰痛研究の第一線を歩き続けた著者が指し示す腰痛治療の明日。
目次
第1章 「腰痛」はどこから来る?―複雑多彩な原因を考える(「社会問題」としての腰痛;「腰痛」の定義 ほか)
第2章 腰痛に効く治療法はあるのか?―有効性の証拠を探す(「腰痛には安静」という神話;薬には効果があるが、デメリットも ほか)
第3章 腰痛との共生―少しぐらい痛くてもいいではないか(「日常を送れる生活」という目標;自身のやる気が腰痛をよくする ほか)
補章 腰痛に隠れている可能性のある重い病気(がん以外の重い病気・外傷も原因となる;長引く腰痛で気をつけたい様々な病気 ほか)
著者等紹介
菊地臣一[キクチシンイチ]
1971年福島県立医科大学卒業、福島県立医科大学附属病院整形外科入局。1977年カナダ・トロント大学ウェールズリィ病院留学。1980年日赤医療センター整形外科副部長。1986年福島県立田島病院院長。1988年福島県立医科大学整形外科講師。1990年福島県立医科大学整形外科教授。2002年福島県立医科大学医学部附属病院副院長。2003年スウェーデン・イヨテボリ大学名誉医学博士号授与。2004年福島県立医科大学医学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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