出版社内容情報
《内容》 世界という座標軸から、日本の医療供給体制の現況と先進国との格差を検証し、グローバル化のための目標とタイムテーブルについて明快に提言。第13回吉村賞受賞論文。
内容説明
本書では、グローバル・スタンダードという座標軸(羅針盤)から、わが国の医療のパフォーマンスを考えている。医療のパフォーマンスを規定する病床数、在院日数、従事者数の3要素を用いて、日本丸医療号の航行位置を明らかにするとともに、グローバル化のための目標とタイムテーブルについてシミュレーションした。
目次
第1章 連動する病床数と平均在院日数
第2章 急性期病床と仮想病床
第3章 急性期・慢性期の病床区分
第4章 急性期病床と慢性期病床の関係
第5章 職員数の世界標準
第6章 望ましい人員配置
第7章 医療費のスタンダード
第8章 グローバル化の道標
第9章 おわりに