出版社内容情報
村松 剛 推薦
「波瀾に満ちた4千年の歴史の劇を、見事に蘇らせた書である。」
不屈のバル・コフバや富豪のロス・チャイルド。
「輝く炎となって燃え尽きる」という詩を残して銃殺された可憐な少女など、 有名無名の無数の男女が、壮大な一個の叙事詩を作り上げている。
内容説明
中東問題のルーツがわかるイスラエル近代史のノン・フィクション物語。2000年間流浪し続けたユダヤ民族の夢―ユダヤ人国家の建設―がいかにして実現したか。それは若い情熱に燃えた人物群の織りなす感動のドラマである。
目次
1 イスラエルの生活
2 聖書時代から現代へ
3 ユダヤ人の「土に帰れ」運動
4 ロスチヤイルド卿
救済に向かって動きだす
5 海外特派員、預言者となる
6 ある化学者と開拓者たち
7 自警団とキブツ
8 戦争による中断
9 勇気ある選択
10 アラブ人との衝突〔ほか〕