出版社内容情報
「われ戦う故にわれ在り」 ついにユダヤ民族は英国との戦いを決意。
●イスラエル建国前、ナチスに追われたユダヤ人を締め出す英国に対して徹底的にレジスタンス活動をした地下組織 「イルグン」があった。ベギンはイルグンの総指揮官として、活躍。国民の間でも伝説的な英雄となる。
●本書は、独立語まもなく、ユダヤ人の反英闘争の真実を伝えるために書き下ろされた、第一級の歴史的な資料である。
内容説明
元イスラエル首相メナヘム・ベキンは、独立前の祖国に帰還した。ソ連の強制収容所に入れられ、恐怖の独房生活を体験した著者は、ナチに追われたユダヤ難民の入国を拒否する英委任統治政府と占領軍に対し、地下組織「イルグン」を指揮して戦った。英当局から指名手配され、ユダヤ人の中でも主流派から迫害されたが、数々の作戦を成功させ、次第に民衆の支持を勝ち取っていった。アラブのプロバガンダの材料にされたデイル・ヤシン村事件の真相を初めて明かす貴重な回顧録。
目次
1 自由への道
2 父祖の地へ
3 おお、エレツ・イスラエル
4 われ戦う故にわれ在り
5 反乱の論理
6 われらは地下の軍隊なのだ!
7 地下の情報戦
8 多くの名を持つ男
9 内乱は起こさず
10 始まったイルグン狩り
11 アルタレナ号事件の真相は
12 男の涙
13 統一戦線時代
-
- 洋書
- RESSAC