内容説明
宇宙への旅が「むずかしく、危険で、金がかかる」時代は終わり、新しい輸送手段の開発と民間起業家の参加によって「すべての人が利用できる宇宙の旅」が実現しつつある。その現状を、NASAの実験場、航空宇宙メーカーの会議室、連邦議会のロビー、あるいは投資家への取材をもとにして、ダイナミックスにえがく。
目次
1 コンセプトの誕生(雄鳥がホワイトサンズで時をつくる;トーテムポールを崩す;すべての人が宇宙へ行ける ほか)
2 コンセプトから実験段階へ(戦略防衛構想局と第一段階;デルタクリッパー;ロールオーバー、ロールアウト ほか)
3 夢への入り口(「それが経済というものさ!」;現実の市場へ;SSTOは地球エクスプレス ほか)