内容説明
欧米中心の世界観を超え、真の意味での普遍性を模索する著者が、その体験を通じて織り成す、“新しい地平”を展望する珠玉のエッセイ集。
目次
序章 新世界秩序を求めて(グローバリズムとリージョナリズム;国連の可能性と限界;「分裂」と「統合」の国際政治)
第1章 苦悩するアメリカ(苦悩するアメリカ;岐路に立つ日米関係)
第2章 変わるロシアと変わらないロシア(歴史の中のロシア;対ロシア支援についての疑問;北方領土は返還されるのか)
第3章 アジアと日本に未来はあるか(アジアと日本―その過去;中国と日本―その未来;韓国と日本―その未来)
第4章 「ヨーロッパの時代」の終焉(やはり遠いヨーロッパ;「ヨーロッパの時代」の終焉)
終章 冷戦後日本外交の試練(まず思考パターンを転換せよ;冷戦後日本外交の試練)