内容説明
レーザー技術は、21世紀のキー・テクノロジーとして注目されている。光通信は1兆円産業にまで成長していくであろう。またレーザーは、CDやプリンターを家庭やオフィスのものにした。その用途は広汎で、例えばレーザー顕微鏡がベンチャー企業レーザーテックにより開発されるなど、話題は豊富だ。本書は、専門家同士の対話を通して、発展するレーザー技術の現状と将来展望をあます所なく語り尽した。
目次
第1章 半導体レーザー、光ファイバーを生んだ発想(西沢潤一)
第2章 世界の通信技術をリードした4半世紀(末松安晴)
第3章 マルチメディア時代を支える光通信システム(内田禎二)
第4章 市場を変えたレーザープリンター(斉藤敬)
第5章 光映像、光記録の可能性が広がる(山本武夫)
第6章 レーザーが顕微鏡を変える(南茂夫;栗村大吉)
第7章 レーザー光を使って芸術表現する(石井幹子)
第8章 レーザー医療の可能性に期待する(渥美和彦)
第9章 レーザー核融合を視界にとらえた(山中千代衛)
第10章 まだまだ伸びるレーザー加工(松縄朗)
第11章 電子を波として扱う時代がくる(難波進)
第12章 単原子を制御する光技術(広瀬全孝;黒田寛人)
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