目次
1 本当の医療とは(日本の医療は進歩したか?;子どもの能力の高さ ほか)
2 日本人本来の食を取り戻そう(まずヒトという動物であることを忘れずに;住んでいる所の食べものをとるのが原則 ほか)
3 生活環境を考えよう(日本とヨーロッパの衣服・住居の違い;皮膚呼吸を妨げる石油製品 ほか)
4 子どもを病気から守るには(人間をダメにする歯磨き;増えてきた「小児成人病」 ほか)
5 まとめにかえて 次世代に対する私たちの義務
著者等紹介
真弓定夫[マユミサダオ]
1931年3月6日、東京に生まれる。1955年、東京医科歯科大学卒業後、同大学病院小児科学教室入局。1961年、田無市・佐々病院勤務。1974年、武蔵野市吉祥寺にて真弓小児科医院を開設し、今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aiko Handa
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体は我々の想像を遥かに凌ぐ適応力があると思うから、安易にエアコンに頼ったり、薬に飛びついたりしないようにしようと思った。せめて、何からできていて、どういう影響を受けるかを調べてから取捨選択したい。2017/08/01
みーりん
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そろそろ2歳になる子供がいる母親として、とても勉強になりました。私はアメリカ在住なのですが、住んでいる土地のものを食べるという著者の記述に反して、こちらでも日本食が基本です。根菜類たっぷりのお味噌汁と玄米ご飯と納豆とのり、お漬物の食事を私の子供もこれが普通だと思って食べているようです。私の祖父母の世代は長寿で現在90歳を過ぎても医者知らずの生活を送っています。祖父母達が子供の時、若かった時の食生活、生活習慣を知れば、おのずとそこに健康の秘訣があるのだとこの本を読んで気づかされました。生きる上の知恵ですね。2016/03/12
minoru
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○内海先生の源流?食と生活環境で子供を守る。2015/09/01
yassy
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個人小児科医院を開設してから医院に薬を置かず、1度も注射をしていないというお医者さんが書いた本。明治維新の頃、日本に現在の薬を使う西洋医療が入ってきたとき「逆症療法」と呼ばれたそうです。病気を治すために発熱や下痢をするのに、薬を使って逆に熱を下げたり下痢を止めたりするから。そうそう、そうなのよね。中には首を傾げる内容もありますが、とても勉強になる一冊でした。2013/01/08
rie
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ママ友さんより。原始時代の生活に近づけようという考え方。「医者が治すのではなく子供自身が治す」、「経済性が優先されるクスリ」、「皮膚呼吸を妨げ病気の原因となるストッキングや紙おむつ等の石油製品」、「鼻たらしは達者」(雪の中でも薄着で元気よく遊ぼう)、低体温や食(牛乳、調味料含む)の欧米化でアレルギーや生活習慣病に(頭寒足熱がよい)。病気にかかりにくくするためには、薬に頼らず衣食住を改善。空気を通す綿、麻で薄着。和食をよく噛んで。歯を磨きすぎない(3食後3回3分は歯を痛める)子供は外の温度差を5℃以内に。2011/10/21