内容説明
エリオットはアメリカの男の子、カイラシュはインドの男の子。ふたりは木のぼりがだいすきで、かぞくとすんでいて、学校にいくときは、ともだちとバスにのります。おんなじ、おんなじ。でも…ちょっとちがう。
著者等紹介
コステキ=ショー,ジェニー・スー[コステキショー,ジェニースー][Kostecki‐Shaw,Jenny Sue]
カンザスシティ美術大学とイラストレーションアカデミーで学ぶ。グリーティングカードの会社に勤めた後、フリーランスのイラストレーターとなる。ネパールの学校「サンシャイン・スクール」で、アメリカの子どもたちと絵や手紙を交換する活動に携わり、夫のパトリックと娘のトゥルシーとともに、ニューメキシコ州北部の山の上に住んでいる
宮坂宏美[ミヤサカヒロミ]
宮城県出身。弘前大学人文学部卒業。会社勤務の後、翻訳家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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♪みどりpiyopiyo♪
43
エリオットはアメリカの男の子、カイラシュはインドの男の子。ふたりの暮らしは、おんなじ、おんなじ。でも…ちょっとちがう♪ ■図工の時間 楽しそう☆ 2人の暮らしが、どちらも楽しそうでわくわくです。そうだよねー。聞いてみなくちゃ分からない。聞いてみたら、随分違って見えても おんなじところもあって、でも ちょっと違うのが良いね。エリオットもカイラシュも、自分の家族や自分の暮らしが気に入ってそうなところが、読んでいて嬉しかったです ( ' ᵕ ' ) (2011年)2017/12/06
ヒラP@ehon.gohon
31
絵を通して知り合ったアメリカとインドの男の子。 家のこと、住んでいる環境のこと、同じように生活していても、ちょっと違うことがいっぱいです。 その、著とした違いを知ることこそ異文化理解に大切なことだと感じました。 このような友だち交流、素晴らしいですね。2022/08/16
mntmt
29
アメリカのぼく。インドのぼく。違う文化との出会い。違うから、楽しい。原題:Same, Same But Different2016/07/28
けんちゃん
29
読友さんのご紹介本。ネパールでアメリカの子どもたちとの絵や手紙の交流に携わった経験をもとに描かれた絵本。小さなきっかけから、そして「追伸」からどんどん広がる子どものたちの世界がとてもいいです。同じところ、違うところを見つけつつ、それをお互いに理解し、受け入れていくことのすばらしさと大切さ。今の社会に投げかけたい作品だなぁと感じました。2013/02/04
gtn
27
「ちょっとちがう」に違和感。すごく違っていい。また、「おんなじ、おんなじ」という割に、風習の類似性を並べているに過ぎず、物足りない。人としての絶対の平等観にまで踏み込んでいない。2022/12/15