内容説明
ジェイミー・オルークはアイルランドいちのなまけもの。おかみさんのるすに、なかまといっしょにどんちゃんさわぎ。あとかたづけはだれがする?ところが…とつぜんあらわれたプーカに、ジェイミーはびっくり―。
著者等紹介
デ・パオラ,トミー[デパオラ,トミー][DePaola,Tomie]
1934年、アメリカのコネチカット州生まれ。ブルックリンのプラット・インスティテュートで学んだあと、カリフォルニア芸術工芸大学に進み美術学修士号を取得した。これまでに200冊を超える絵本を発表し、アメリカで最も人気のある絵本作家のひとりとして今も活躍し続けている
福本友美子[フクモトユミコ]
慶應義塾大学卒業後、公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、評論、翻訳、書誌作成などをする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
46
読み聞かせ(337)教科書で紹介されていたので、読みました。これ、シリーズなんですね。前にもジェイミーが主人公の話を読んだので、子供たちの食いつきは上々。プーカがお掃除をしてくれることに、やたらと反応していました。2015/02/19
chiaki
36
アイルランドのむかしばなし。先日長女と『プーカの谷』を読んだので、こちらも一緒に読みました。国1番の怠け者のジェイミー・オルークは、奥さんの留守の間、仲間たちと飲んで食べての大騒ぎ。後片付けは後回しにして眠りについた時、やって来たのは不思議な動物プーカ。プーカがせっせと後片付けをして去って行くのをいいことに、ジェイミーは次の日もその次の日も仲間たちと大宴会。ジェイミーはプーカにご褒美を準備して片付けを待ちますが…。「ジェイミーもプーカになるで」って、長女もオチに大笑い。 再話・絵はトミー・デ・パオラ。2021/03/18
ツキノ
26
2007年9月発行。アイルランドのむかしばなし。しっかり者のおかみさんとぼんくら亭主というパターン、外国の昔話に多い気がする。男らの集いの呑気さよ。後片付けをやってくれるブーカの正体、そしてその理由とは。固い表情に意味がある。ジェイミー・オルークの話はもう一冊あるとのこと。読んでみよう。【96-641】2022/05/11
gtn
21
奥さんを一週間も気持ちよく送り出し、明るいうちから仲間を呼んで酌み交わす好人物。「アイルランドいちのなまけもの」と言いたい奴には言わせておけばよい。そういうものにわたしはなりたい。2021/07/09
かおりんご
15
読み聞かせ。面白く聞いていた。このシリーズ、好きみたい。2025/01/27
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