内容説明
どこかで、だれかが、いのっている。28の聖なる場所を美しいペーパークラフトで再現!ヒンドゥー教、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教…さあ、絵本をひらいて、世界各地の‘いのり’の声に耳をかたむけてください―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キラ@道北民
35
長田弘さんが『小さな本の大きな世界』であげられていて、読みたかった本。28の聖なる場所が美しいペーパークラフトで表現されています。どこで誰と祈っても気持ちは同じだけど、祈るために集い作られた場は、たとえ本で眺めるだけでも壮麗さと厳粛な感じが伝わり、気持ちが落ち着く1冊でした。2019/06/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
読メを読んで。ペーパークラフトなんですねぇ。ステキな表現です。どんな宗教を信仰していても、祈る心は同じなんですよね。『小さな本の大きな世界』 https://bookmeter.com/books/10779963 で紹介(10/145)2018/12/22
ヒラP@ehon.gohon
15
ペーパークラフトによる立体感ときめ細かい描写で、様々ないのりの場所が紹介されています。 内容的にはマニアックな内容ですが、絵を見ているだけでも心が落ち着いて来るような気がしました。 宗教は違っても祈る気持ちは一緒ですね。2018/05/29
みさどん
14
まるで世界遺産紹介のようだった。世界にはこんなに宗教的に大切にされているところがあるのだ。一般の日本人は、宗教も行事と絡めて取り入れるだけで、それほど思い入れはないはず。モスクや教会、聖地など、他の宗教における大切な場所はそのレベルが日本の比ではないことを思い知らされる。絵が美しかった。宗教に人生が動かされるって自分にはないものだから想像できない。2017/11/23
ジュースの素
11
世界の宗教の場がペーパークラフトで描かれている。何もここまでと思うほどに細かな作業だ。宗教と言うのは不思議だ。観光地になるほど壮大かつ華やかな建築のほとんどが宗教的な建築だ。人が何かにすがって心から信仰する事の大きさと底知れぬ深さを感じる。絵本だが年齢を問わず楽しめる。2019/02/14