出版社内容情報
スザンヌ・コフマン[スザンヌコフマン]
著・文・その他/イラスト
ふしみ みさを[フシミミサヲ]
翻訳
内容説明
だれにも気づいてもらえないひとりぼっちのおばけ。やっとみつけたともだちとたのしくあそんでいたそのとき―。
著者等紹介
コフマン,スザンヌ[コフマン,スザンヌ] [Kaufman,Suzanne]
アメリカの絵本作家。ワシントン州シアトル在住
ふしみみさを[フシミミサヲ]
伏見操。翻訳家。日本とフランスを往復しながら暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
22
こわいおばけではなく、さびしがりやのおばけのお話です。 存在感のないおばけは、いつも友だちを求めています。 そんなおばけにも、友だちができるよというお話です。 でも、作者の意図はそれだけではないように感じました。 コフマンさんが描いた絵に、くり返し登場するのは同じ人たちです。 色の違い、民族の違い、障害をもった子、私が読み取れない他の象徴もあるのかも知れません。 みんなが友だちが欲しいと言っているような気がしました。 もし、そうであるならば、なんとも奥ゆかしい作品です。 2023/02/10
Cinejazz
16
〝賑やかな町の通りに、元気な家族の暮らす家がありました。その屋根裏に、独りぼっちのオバケがひっそりと棲んでいました。オバケは、友だちが欲しくて、仕方ありませんでした…。ある日、公園のベンチで淋しく座っている、何処からか、赤い風船が飛んできました。…オバケと風船はいつもいっしょで、とても幸せでした。ところが、風船が飛んで行ってしまい…〟つらい日々が続く昨今、肩の力を抜いて楽しんでほしいという作者<スザンヌ・コフマン>作画による、友だち探しの絵本。2025/08/21
たーちゃん
14
息子は「手を離したら風船とんでいくよ」と言っていました。2024/06/14
ヒラP@ehon.gohon
13
C事業所で読み聞かせしました。2024/04/04
ヒラP@ehon.gohon
12
【再読】大人のための絵本2024/04/16