内容説明
「ママもパパもともだちもみんなシーツなのに、どうしてぼくだけちがうんだろう?」ハロウィンの夜に、すてきな自分を見つけたおばけのお話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
宵待草
97
ハロウィン🎃の頃に、絵本に造詣の深い読友さんが、紹介・レビューして居らして(あぁ読みたいなぁ~)と思って居ました。 手に取り読んで観て、すっかり此の絵本が好きに成りました。 主人公がパッチワーク・キルトで在る事は、長くパッチワーク・キルト講師をして来た、私には親近感を抱かせました。 作者:リール・ネイソンは、カナダ出身の小説家で、パッチワーク・キルト作家でも在ります。 バイロン・エッゲンシュワイラーの絵も、とても可愛らしくて、此の絵本の品格を上げて居る様に感じます。 キルトのおばけは、、、コメントに続く2022/12/25
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
53
親や仲間のお化けたちは白いシーツだけど、キルトはパッチワークキルト。だから重くて飛べないし、みんなにからかわれる。そして待ちに待ったハロウィン。そこで偶然にも素敵な出来事が。人と違ってもいい。認めてくれる人がいる、自分を好きになる=肯定感を学べる1冊。2022/01/30
れっつ
43
おばけのキルトは、体が仲間のおばけたちのような白いシーツではなく、パッチワークキルトだった。生地が重くてみんなのように上手く飛べず、ひとり違った場所にいたことで、誰もしたことがないすごい体験をする…。青を基調としたパッチワークの柄がとても素敵!前後の見返しにもその詳細が描かれる。全体的にセピアグレー系の絵の中で、おばけのキルトの青とジャック・オ・ランタン等のオレンジが対比してよく映える。自分を認め褒めてくれる誰かの素直な言葉かけは、自分は大丈夫と思えるきっかけをくれる。10月、ぜひ10代に読みたい1冊。2021/10/10
ヒラP@ehon.gohon
31
キルトおばけが自己肯定できるまでのお話です。 どうしておばけがシーツなのかは、たとえがよくわからないのですが、他と違うこと、一枚布出ないことによる不都合さはなんとなくわかりました。 ハロウィーンという、特別の日に、人にやくだつこと、人に「布」として認められることによって、キルトは飛べるようになりました。 ちょっと本来の自己成長の道とは違う気がしますが、結果オーライということで、良しとしましょう。2022/12/09
shikashika555
30
絵本。 かわいらしいおばけのキルト。 おばけなのに、みんなみたいに真っ白じゃなくてパッチワーク! あとは読んでのおたのしみ😊 ある種パターン化された筋ではあるが、あらためてマージナルに生きることと異界への近さについて思いを馳せました。 素敵な体験を重ねることで 世の中や別の世界に対する信頼も生まれるのだろう。 それが吉と出るか凶と出るか。 異界への扉とともに、賢くなることも大事だし現実世界では運も大事。 キルトが世界への信頼を失わず、幸せに生きられますように。おばけだけれどね。2025/05/06




