著者等紹介
チラオロ,シモーナ[チラオロ,シモーナ] [Ciraolo,Simona]
イタリアのサルデーニャに生まれる。国立映画学校でアニメーションを学んでからイギリスに渡り、ケンブリッジにあるアングリア・ラスキン大学の美術学部で児童書のイラストレーションを学ぶ。2014年に初めての絵本『だれかぼくをぎゅっとして!』(徳間書店)を出した後、絵本作家てして活躍しながら、テレビの子ども番組の2Dアニメーターもしている。現在、ロンドン在住
福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務の後、児童書の研究、翻訳などをする。多数の訳書のほか、創作絵本もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
39
おばあちゃんのお誕生日に皆が集まりました。孫の女の子がおばあちゃんに聞きました。「そんなに しわが あって いやじゃないの!」おばあちゃんの素敵な答え。女の子とおばあちゃんの様子がとても微笑ましい。そして思い出の数々。どれも良い思い出です。皆にお祝いされている最後のページのおばあちゃんの嬉しそうなお顔!2022/03/22
anne@灯れ松明の火
36
新着棚で。最近よくある認知症がらみかと思ったら、全然違って、ほっこりの話で良かった。おばあちゃんの宝物が何なのかは読んでみてほしい。なるほど。こんなふうに思えるように年を重ねられたらいいな。1場面ごとに、文字のないページが現れる。なくても、すごく気持ちや状況がわかる。いいなあ。嵐の海辺の場面の、箸が転んでも笑い転げる少女たちなど、最高♪2021/07/04
ほんわか・かめ
33
おばあちゃんの顔のシワにはたくさんの思い出がしまわれてるんだって♡おばあちゃんと孫娘の微笑ましいやり取りはもちろん、おばあちゃんの思い出自体もなかなかユニークで、読んでてこちらが笑顔になっちゃう♡〈2021/光村教育図書〉2021/04/23
たーちゃん
20
シワに刻まれている様々な思い出。こんな風に歳を取りたいなと思いました。2022/11/09
みさどん
20
みんな歳をとりたくてしわしわになっているんじゃない。刻まれたしわの一つ一つに思い出が秘められていて、それを孫に明かしていくおばあちゃん。子どもの頃や若かりし頃がみんなにあったんだと。それが幸せならいうことないけれど、全ての人が悲しみを味わっているもんね。それもこれも大事な思い出って言えるのはいいもんだ。2022/04/06
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