内容説明
ジョゼフィーンさんは、なにをやってもぶきようなぶきっちょさん。キッチンをのぞいてみると…いたいっ!うわっ!あつっ!ようし、ぼくがなんとかしてあげよう。アールさんは考えました。そして…。
著者等紹介
ウィッテンシュタイン,バリー[ウィッテンシュタイン,バリー] [Wittenstein,Barry]
ニューヨーク市郊外に生まれ育つ。サンフランシスコ州立大学卒業。詩人、作詞家、大リーグのスポーツライターとして活躍後、幼児期の教育について学び、58歳で修士号を取得。現在、小学校の代用教員を務めている。一方、初めて手がけた絵本が2017年に出版された。隠れた偉人を子どもたちに紹介するノンフィクションを得意とする
スー,クリス[スー,クリス] [Hsu,Chris]
中国の台北市に生まれた。台湾、その後アメリカのフロリダ州ジャクソンビル市に居を移した。フロリダ州立大学で経済学を学んだ後、サバンナ芸術大学でイラストレーションを学んだ。歴史や科学、音楽、スポーツなどさまざまな分野にも造詣が深い。現在、アニメーションの背景画家として活躍している
こだまともこ[コダマトモコ]
東京都に生まれた。早稲田大学卒業後、出版社に勤務。その後、翻訳家として活躍。創作絵本も発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mug
55
あるのが当たり前すぎて、“なぜ絆創膏が誕生したのか?”なんて考えたこともなかった😲傷だらけのぶきっちょな奥さんのために作られたのが、初めての絆創膏。誰かを想いながらの発明って素敵。2021/02/03
papapapapal
51
今からおよそ100年前。ぶきっちょな奥さまのために旦那さまが作った絆創膏が、世界中の人たちに愛される商品になるまでの物語。読み応え有り! 絵もかわいいし、くすりと笑える語りもテンポが良くて、読み聞かせにぴったり。発明の種は…愛! 私…この、赤い糸をひっぱって取り出すバンドエイド…知ってる……!2020/01/20
たまきら
37
娘さん、借りた途端に食いつきました。そして最初のページで「えっ!?つまんないこの話、もうおしまい?」ぷぷぷ。そのあと夢中になって読み進め、毎日のようにお世話になっている日常品の歴史に感動していました。ていうか、そうそう、赤い紐が入ったなあ!とか、懐かしかったです。しかし・・・ジョンソンさんが発明したんじゃなかったんですねえ。2019/05/20
どあら
29
図書館で借りて読了。発明して開発するのは本当に大変ですよね…。「まんぷく」を観ていてホントにそう思いましたね❢2019/07/29
リリー・ラッシュ
27
お気に入りさんのレビューが素敵だったので図書館に予約しました(*^^*)私もホントにそそっかしいから、つい先日もスライサーで指をスライスしました(>_<)そんな時、欠かせないあの絆創膏が、アールさんの奥さんへの愛から生まれた物だったなんて、知りませんでした。アールさんの奥さんジョセフィーンさんへの愛と思いやりと、色々な偶然が重なってアールさんはバンドエイドを世に送り出すことに成功します。これから絆創膏を使う時、アールさんのジョセフィーンさんへの愛とアールさんへの感謝の気持ちを思い出すことでしょう。2019/08/02