内容説明
おばあちゃんはみみがとおくて、でんわできくのがへたなんよ。せやからわたしがきいて、おしえるの。「ネネはじょうずにきくねえ」おばあちゃん、あのな、わたしにもへたなことあるよ。
著者等紹介
ひこ・田中[ヒコタナカ]
大阪府に生まれる。児童文学作家として活躍するほか、書評や評論活動もおこなう。1990年『お引越し』で第1回椋鳩十賞受賞、1997年『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞受賞
はまのゆか[ハマノユカ]
大阪府に生まれる。絵本作家、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
誰でも下手(苦手)な事がある、それを認め合う事の大切さを教えてくれる。底抜けに明るく、愛情を感じさせる家族がいい。笑ってしまったのは、お母さんが下手なのはお金を貯めるの・・だって(笑)。2021/05/22
たまきら
24
読み友さんから。ほっこりやさしいお話です。欠点をまるくやさしくとらえ、どの子にもあるすごいところ、苦手なところをわからせてくれる。オタマさんニコニコ読んでいましたが、読み終わって最初の質問が「なんでこの人たちは黄色いの?」…シンプソンズを見せてあげたいよ。2018/03/16
そら
23
お互いにダメなところも補い合って仲良く出来たらいいし、大好きだったら、「逆にそこがいい。」って思えるよね。微笑ましい(^^)。2017/12/26
杏子
14
誰にでもへたなものがある、ってことをやさしく教えてくれる絵本。おばあちゃんと孫の関係がほのぼのしていてよかった。敬老の日読み聞かせによさそう。2020/09/26
みー
13
他館より。人には得手不得手がある。そして、人は年を取る・・とりすぎると、出来ないことが増えてくる・・それでも「すき」の気持ちはいつの年代も変わらない!いいところを見つけ、認め「すき」になるのね。2017/05/26