内容説明
ここはイタリアのバルレッタという町。サン・セポルクロ教会のまえに、とてつもなく大きなわかものの像がたっています。町には、この像にまつわるいろいろなはなしがつたわっていますが、いちばん人気があるのは、11世紀にこのふしぎな大おとこの像が、バルレッタの町をすくった、というものです。では、そのおはなしをはじめましょう。
著者等紹介
デ・パオラ,トミー[デパオラ,トミー] [de Paola,Tomie]
1934‐2020。アメリカのコネチカット州に生まれる。4歳の頃には、すでに絵本作家になりたいと思っていたという。ブルックリンのプラット・インスティテュート、カリフォルニア芸術工芸大学に学び、1960年代から絵本制作を始めた。270冊を超える絵本を発表。長年にわたって児童文学に多大な貢献をしたとして、2011年にアメリカ図書館協会より児童文学遺産賞を授与された
福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務のあと、児童書の研究、翻訳などをする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みさどん
19
トミーデパオラさんの絵本に外れなし。町に立つ巨像。その大男が町を軍隊から救ってくれたという話。一人のお婆さんとの交流から生まれたもの。信じる者は救われるって、宗教頼みはやっぱり受け入れられないなあ。その作戦が笑えるけれど、絵本なので納得。2025/12/15
花林糖
16
(図書館本)11世紀、イタリア南部のバレッタの町のサン・セルビクロ教会の前に建つ巨大な男の像のお話。男の像がいつからあるのか、誰なのか誰もわからないが町の人々はこの像が大好き。この像が侵略者から町を救ったという話。トミー・デ・パオラの味のある絵が魅力的。2026/01/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
イタリアのバルレッタという町に伝わる、ふしぎな大おとこの話。誰も知らないくらい昔から立っている大おとこの像。町の平和を守ってくれたはなし。2025/11/02
弥都
7
イタリアの町バルレッタに伝わる、サン・セポルクロ教会の前に建つ大きな男の像についての民話をもとにした絵本。いろいろなお話が伝わっているそうだが、1番人気は11世紀に町と町の人を軍隊から救ったという話。本書はこれを描いている。人間は時にして薄情なものだが、身近に迫った脅威は、信仰が救う時もある。民話だが、どこまで真実か。2025/11/15
遠い日
6
トミー・デ・パオラ再話。イタリアのバルレッタという町のサン・セポルクロ教会の前に立つ巨大な若者の像にまつわる民話を下敷きにしたお話。突然攻められることになったバルレッタの町を救うため、コンチェッタおばさんは機知を働かせ、石の大男像は一肌脱ぎます。町のみんなの協力も仰ぎ、大男のお芝居が始まりました。なんとなんと、ユーモアに溢れた作り話が敵を震え上がらせ、撤退の道を進ませました。誰も傷つけずに、事態を収めたコンチェったおばさんと大男の連携はみごとでした。2025/12/03
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