内容説明
見えない敵にいどんだ、ひとりの医師の物語。
著者等紹介
ホプキンソン,デボラ[ホプキンソン,デボラ] [Hopkinson,Deborah]
アメリカの作家。歴史を題材にした絵本から物語性ゆたかな読み物まで、多くの子ども向けの作品を発表し、高い評価を得ている
ヘンダーソン,ニック[ヘンダーソン,ニック] [Henderson,Nik]
アメリカのイラストレーター。ジョージア州の農場に育ち、幼いころから絵を描くのが大好きだった。サバンナ芸術工科大学でイラストレーションを学んだのち、絵本の絵を描きはじめる
福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務の後、児童書の研究、翻訳などをする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イケメンつんちゃ
32
1977年 お見事 パチパチパチ 緑の解答者とつんちゃんは 派手なガッツポーズで歓喜 4月2日水曜日 名古屋にある東京ドームにて 中日・巨人戦 高城ちゃんと見に行って参ります 昨日の余韻を引き連れながら 同期のこの本を またまた栄光なき天才たち コレラと戦った 名も無き医師の物語 ロンドンブリッジフォーリングダウン 時は19世紀末 街に恐怖が迫ってまいります バタバタと忙しい年度末 軋轢 (漢字難しい) 戦慄 (本当難しい) 君は薔薇より美しい (本当に本当難しい) パンデミックは突然に サンライズアース2025/03/26
みさどん
17
ウイルスという見えないものを探していく医師の姿。医療技術が全くなかったこの時代に困難な道のはずだし、信用されないならさらに大事にもなってしまう。しかもそこには命がかかっているという状況。病原菌だらけで臭かったといわれていた昔のフランスやイギリスの様子が描かれていた。昔の日本も用水路に家畜の糞尿が垂れ流されていて、子どもながらに怖かったのを覚えている。現代でさえもコロナは世界的に流行ってしまうのだから、安心できないのが怖い。2025/04/03
花林糖
17
(図書館本)コレラ菌の発見前の1854年ロンドンのブロード街でコレラが流行。発病した証拠集めをし原因を解明したスノウ医師の実話を元にした絵本。2025/03/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
1954年、ロンドンで流行ったコレラの原因を解明した医師ジョン・スノウ。実話に基づく話。コロナで経験している現代の私たち、どれが本当なのか判断がつかない飛び交う噂に翻弄した。(主な伝染病とその原因はあとがきに書かれている)たった一人で原因をつきつめ、人々が納得する証拠を手に入れた。現代疫学の父。2025/02/11
ほんわか・かめ
14
コレラの原因を突き止めたお医者さんの話。菌を発見できる顕微鏡などない時代。大気汚染が原因だと考えられていたが、ジョン・スノウ博士は患者の発生分布を調べ、それぞれの家庭に出向き聴取し、井戸水が原因だと突き止める。患者が増え続ける中、時間との闘いにこちらまで焦りが伝わってくる。〈2024/光村教育図書〉2025/01/05
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