図説消化器病シリーズ<br> 大腸癌、大腸ポリープ

図説消化器病シリーズ
大腸癌、大腸ポリープ

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  • サイズ B5判/ページ数 234p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784895538152
  • NDC分類 493.46
  • Cコード C3347

出版社内容情報

《内容》 大腸癌死亡率が増加している現在、早期発見の重要性が増している現況を踏まえて、大腸診療のポイントを分子生物学の知見もまじえ、写真を多用してわかりやすく解説。    《目次》 巻頭カラー口絵  ピットパターン観察による大腸腫瘍の診断  大腸腫瘍の内視鏡治療 大腸癌 1 診断に必要な病理  早期大腸癌の肉眼分類とその問題点  肉眼分類の基本的立場  早期大腸癌の肉眼分類  早期大腸癌の肉眼像と組織学的所見の対比  大腸進行癌の肉眼分類  病理組織学的診断とその問題点 2 見つけ出し診断と鑑別診断  便潜血検査と集団検診  注腸X線検査  内視鏡検査  X線・内視鏡所見からみた鑑別診断 3 早期大腸癌の深達度診断  注腸X線検査  通常内視鏡検査  拡大内視鏡検査  超音波内視鏡検査 4 表面型早期大腸癌の診断  X線検査  内視鏡検査 5 進行大腸癌の診断  病期分類と予後,および治療法について  進展度診断に必要な画像検査  腫瘍マーカーとその臨床的意義 6 早期大腸癌の治療  sm浸潤度分類の意義  sm浸潤度分類とその問題点  早期大腸癌の転移リスクファクター  内視鏡治療の実際  早期大腸癌や大腸ポリープに対する腹腔鏡下手術 7 進行大腸癌の治療  手術療法  肝転移例の治療  集学的治療 8 大腸絨毛腫瘍の臨床的特徴と診断  大腸絨毛腫瘍の臨床的特徴  大腸絨毛腫瘍の診断  大腸絨毛腫瘍の治療の概要  ■TOPICS■大腸絨毛腫瘍診療の新しい試み 9 遺伝性非ポリポーシス大腸癌の診断と取り扱い  家族歴の聴取  疾患概念の変遷  原因遺伝子  遺伝子診断  microsatellite instability (MSI)/replication error (RER) 大腸ポリープ・ポリポーシス 1 大腸腫瘍と分子生物学  多段階発癌説  癌遺伝子  癌(腫瘍)抑制遺伝子  DNAミスマッチ修復遺伝子群  アポトーシス (apoptosis)  テロメアとテロメアーゼ  動原体(kinetochore/centromere) 2 概念と分類  大腸ポリープ・ポリポーシスの概念  大腸ポリープの分類  大腸ポリポーシスの分類 3 大腸腺腫の診断と取り扱い  癌化と発育過程  腺腫のX線,内視鏡診断  内視鏡的治療  結節集簇様病変の取り扱い 4 大腸非腫瘍性ポリープの診断と取り扱い  大腸非腫瘍性ポリープの分類  診断と取り扱い 5 大腸ポリポーシスおよびその類縁疾患・病変の鑑別診断   X線および内視鏡所見からみた鑑別  上部消化管の病変からみた消化管ポリポーシスの鑑別診断 6 家族性大腸腺腫症の病態,診断,治療  疾患概念  FAPの病態とAPC遺伝子  FAPの臨床的特徴と診断  治療と長期経過からみたサーベイランス 7 Peutz-Jeghers症候群の病態と診断  Peutz-Jeghers症候群の概念  病因  病態  診断  治療(フォローアップ)と予後 8 若年性ポリポーシスの病態と診断  疾患概念  病変の性状  臨床症状および診断  合併症・予後  治療 9 Cowden病の病態と診断  歴史と概念  頻度  病因  診断  合併症  治療 10 Cronkhite-Canada症候群の病態,診断,治療  病態  診断  鑑別診断  治療・予後 11 過形成性ポリポーシスと炎症性ポリポーシスの診断と取り扱い  過形成性ポリポーシス  炎症性ポリポーシス

内容説明

消化器病の認定医を目指す内科臨床医のための実践的手引き書。従来の教科書的な構成を極力避け、日常臨床において研修医が最も悩むであろう事項を取り上げ、豊富なイラスト・チャート・写真で簡潔にわかりやすく解説。また、大腸ポリポーシスの鑑別診断、主な消化管ポリポーシスの病態、診断、治療についても、できるだけ多くの図や写真を用いてビジュアルに解説した。

目次

1 大腸癌(診断に必要な病理;見つけ出し診断と鑑別診断;早期大腸癌の深達度診断;表面型早期大腸癌の診断 ほか)
2 大腸ポリープ・ポリポーシス(大腸腫瘍と分子生物学;概念と分類;大腸腺腫の診断と取り扱い;大腸非腫瘍性ポリープの診断と取り扱い ほか)

著者等紹介

飯田三雄[イイダミツオ]
川崎医科大学内科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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