出版社内容情報
《内容》 基礎医学の進歩により神経科学も目覚ましく発展している中、神経系臨床医に必要とされる関連領域の学際的知識が得られるシリーズ。薬剤の副作用の種類、分類等の総論的内容から、実際の症例、さらに社会的問題でもある薬物依存や有機水銀中毒(水俣病)・サリン中毒などの大型薬害についても触れた、薬剤性神経障害についての知識の再整理とupdateに最適の書。 《目次》 薬剤性神経障害総論 神経系副作用:診断上の問題点と副作用情報の検索 薬剤性運動異常症 薬剤性Parkinsonism/遅発性ジスキネジアの病態と治療/薬剤性運動失調 薬剤性感覚障害 薬剤性白質脳症 覚醒剤中毒の臨床 薬物依存 過去の大型薬害から学ぶこと 有機水銀中毒(水俣病)/スモン/クロロキン障害/有機リン中毒
目次
1 薬剤性神経障害総論
2 神経系副作用―診断上の問題点と副作用情報の検索
3 薬剤性運動異常症(drug‐induced movement disorder)
4 薬剤性感覚障害
5 薬剤性白質脳症(drug‐induced leukoencephalopathy)
6 覚醒剤中毒の臨床
7 薬物依存
8 過去の大型薬害から学ぶこと