内容説明
青森、秋田側で異なる不自然な形が30年以上続く「入山問題」を、ジャーナリストがその原点からわかりやすく解説し、その改善策までを提言する!
目次
第一章 提言 これからどうする(水沢ルートの開放 水沢鉱山と八助鉱山;「既存の道はあった」粕毛川源流に人馬の道 ほか)
第二章 禁止でないのに、なぜ禁止?(危機感が生んだ;入山規制・禁止は試験的な措置 ほか)
第三章 秋田と青森の「違い」と「誤解」(指定27ルートの問題「1ルート入山者は年間1、2人」;「昔、マタギ道、今は廃道」 ほか)
第四章 未踏の原生林ではない歴史の証明(菅江真澄のメッセージ―暗門の滝から;津軽藩の古地図とマタギ絵 ほか)
終章 講演会収録「白神問題の真相を語る」
著者等紹介
佐藤昌明[サトウマサアキ]
1955年福島県飯舘村生まれ。東北大学文学部日本思想史学科卒。新聞社勤務を経てフリージャーナリスト。山を考えるジャーナリストの会会員、白神逍遙の会代表。歴史、現代社会関係で「飯舘を掘る 天明の飢饉と福島原発」(現代書館)で第1回むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
手つかずの自然 やっかいな問題 異なる入山ルール 原則禁止 大きな誤解 入山禁止だと思っていた 宝の持ち腐れ ブナ林の伐採 責任を取らない 何のあいさつもなく 誰が守ったのか ゴミを散らかして帰る 自然保護の在り方全体 500万人になる予想 他の世界遺産は禁止していない 理由はどこにあるのか 生態系が変わることはない 伝統文化がほぼ失われた 人々が利用してきた歴史 廃道同然のルート みんなで育て守っていくべき 入山禁止を見直すべき よそ者排除の論理 試験的な措置 自然保護のあり方を問い直す2025/12/02




