内容説明
東北の強大な戦国大名に成長した会津・蘆名氏。その後、悲運が続き常陸・佐竹氏から義広を迎えるが兄・佐竹義宣と共に秋田転封となる。そして義勝(義広を改名)は角館城主(一万六千石)に任命されるが、三代で断絶する。蘆名氏の波瀾万丈の血脈を克明に描く、歴史ドキュメント!
目次
序章 武士社会の構造的変化
第1章 御家断絶
第2章 会津の名門蘆名氏の変遷
第3章 会津から江戸崎・秋田へ
第4章 佐竹氏を頼って常陸へ
第5章 佐竹氏出羽の久保田へ
第6章 御家再興の幻想
第7章 会津に残った蘆名遺臣と秋田移住の遺臣
著者等紹介
江井秀雄[エイヒデオ]
1940(昭和15)年東京市世田谷区に生まれる。日本近代史専攻。現在民衆思想史研究所代表。20数年にわたり、和光大学、東京経済大学などで講師を務めるほかに、東京都立高等学校で講師として教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。