内容説明
上遠野秀宣によって書きのこされた紀行は、江戸時代に書かれた栗駒山の登山記としてはおそらく唯一であり、郷土の山に親しむ者にとって大変貴重な史料と言えるものである。本書では、柴崎氏の研究に負いつつ紀行文の口語訳を試み、時代背景や山への著者なりの感想を重ねながら翻刻を行った。
目次
上遠野秀宣 栗駒山紀行(緒言;原文;訳文;解題)
栗駒山スキー・クルージング紀行
著者等紹介
深野稔生[フカノトシオ]
1942年東京浅草生まれ。広告デザイン事務所(株)深野プロ会長。仙台YMCA山岳会前会長。無名山塾仙台塾長。社団法人日本山岳ガイド協会所属。東北、特に宮城県周辺の山に登り続ける一方、地方登山史、民俗、地名などに興味を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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