内容説明
産直の過当競争時代を勝ち抜くために。商店街はこうして元気にする。グリーン・ツーリズムの可能性をさぐる。独自のネットワークを駆使して、斬新なアイデアと行動力で全国的な注目を浴びる「まちづくり」の実践を克明に開陳。
目次
第1章 「にぎわいのタネあかし」―道の駅「遠野風の丘」の秘密(にぎわいの15の仕掛け;仕掛け番外編;ふるさと公社の立て直し;これから挑戦する人へ)
第2章 「裏ワザ」で再生したショッピングセンター「とぴあ」(中心市街地の活性化;ショッピングセンター倒産;ショッピングセンター再生;遠野市の決断;ショッピングセンター、リニューアルオープンへ;NHKも取り上げる;中心市街地活性化への次の挑戦)
第3章 「こんなのもあり?」な、遠野型グリーン・ツーリズム(グリーン・ツーリズムって?;ヨーロッパの事情;遠野のグリーン・ツーリズムの動き;遠野はいい;グリーン・ツーリズムって儲かるの?;全国へ発信;グリーン・ツーリズム次への展開)
著者等紹介
菊池新一[キクチシンイチ]
特定非営利活動法人遠野山・里・暮らしネットワーク副会長、東北まちづくり実践塾代表、遠野グリーン・ツーリズム研究会事務局長。前職、岩手県遠野市地域改革担当部長、産業振興部長、総合産業振興センター所長、遠野ツーリズム推進室長、商工観光課長、(社)遠野ふるさと公社事務局長。1949年遠野市生まれ。1968年遠野市役所税務課。以降、会計課、教育委員会管理課、同指導室、市民センター市民生活部、福祉事務所(成人福祉係長)、営農振興課(課長補佐)、商工観光課(課長補佐、課長)。公的委員としては、2002年から岩手大学農学部非常勤講師、2004年から2年間、東北農業研究センター外部評価委員、2005年まちむら機構「ボランティア組織やNPO法人など多様な取り組み主体の育成」検討委員、2006年東北経済産業局自立型地域創造研究会委員、2007年東北農業研究センター研究協力員、岩手県中央農業改良普及センター普及事業パートナー。国内旅行業務取扱管理者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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