内容説明
箱館戦争は単なる局地戦争ではない。驚くほど広範囲の、多くの人々がかかわった幕末動乱の縮図なのだ。戊辰戦争最後の光芒を日本各地に追う歴史探訪。
目次
榎本艦隊の脱走(千葉県・静岡県)
水戸藩の内紛(千葉県・福井県・茨城県)
奥羽列藩同盟の崩壊(宮城県・岩手県)
北上する榎本艦隊(岩手県・青森県)
新政府軍の後衛基地(青森県・秋田県)
戦争前夜の蝦夷地(北海道白糠町・苫小牧市・白老町・室蘭市・長万部町・八雲町)
榎本軍、蝦夷地へ上陸(森町・砂原町・南茅部町)
最初の砲声(七飯町)
五稜郭に無血入城(函館市)
函館湾に沿って(大野町・上磯町)〔ほか〕
著者等紹介
加藤貞仁[カトウテイジン]
1952年生まれ。福島市出身。明治大学文学部卒業後、読売新聞入社。秋田支局、経済部、生活情報部などで記者生活を送り、97年末、人事部次長で退社。現在はフリー。食生活ジャーナリストの会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。