内容説明
太平洋戦争末期に生を受け、1997年53歳という若さで不治の病いに倒れた一人の無名の男。静かに天命を受け入れたこの男にとって、日本の戦後とは何だったのか?また、青春のさなかだった70年前後の疾風怒濤の時代とは?本書は、30年来の無二の親友が、その生と思想の遍歴の軌跡を熱い共感とともに引き出し、聞きとどめた激動の昭和戦後史である。
目次
第1章 わが原郷
第2章 風景の解体
第3章 虚にして往く
第4章 時代へ
第5章 往相と還相
著者等紹介
安達光伸[アダチミツノブ]
1944年3月1日、茨城県西茨城郡東那珂村(現岩瀬町)に生まれる。1959年私立茨木高校入学。新聞部に入部。2年の後半から学生運動に加わる。1962年茨木大学教育学部初等中等学科入学。社会科学研究会に入会。1966年同大学中退。1966年8月特許庁入庁。直後、吉本隆明の「擬制の終焉」を読み衝撃を受ける。原水爆禁止運動。反戦運動等に加わる。1992年特許庁事務職員協議会会長に就任。事務職員の待遇改善に努める。1995年この頃より体調不良をきたし、入退院を繰り返す。1997年12月16日、胃癌のため死亡。享年53歳
岩内三夫[イワウチミツオ]
1946年(昭和21年)千葉県山武郡二川村(現芝山町)生まれ。1965年(昭和40年)特許庁入庁。1966年(昭和41年)中央大学法学部入学。学生運動、反戦運動等に加わる。1969年(昭和44年)同大学中退。1998年(平成10年)放送大学教養学部卒業。現在の役職は、商標審査官
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



