反論―ネットワークにおける言論の自由と責任

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反論―ネットワークにおける言論の自由と責任

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  • サイズ A5判/ページ数 397p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784895421720
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0032

内容説明

公開ネットワークにおける言論の「自由と責任」とは何か?それはマスコミ媒体とどのように異なるのか?それを守るネットワーク運営とはいかなるものか?ニフティ・現代思想フォーラムを舞台に繰り広げられた大論争はついに訴訟に至った。マスコミで話題を呼んだこの係争事件に、東京地裁は1997年、被告とされた書き手・フォーラム運営者そしてニフティ社の主張を一部は認めつつ、三者に「名誉毀損」で損害賠償を命じる判決を下した。本書は、不当な提訴と誤った判決に抗して数年間を闘ってきたフォーラム運営者の主張を肉声で伝える。ネットワーク時代の言論の自由と責任を身をもって問い続けてきた被告と支援者たちの闘いの軌跡が、二審高裁結審を前にここに明らかにされる。国際的にも管理と規制がとりざたされるネットワーク状況のなかで必読の書。

目次

第1章 「覚悟と矜持」―現代思想フォーラムの戦いは何であったか
第2章 「思想の場」がめざしたもの
第3章 ネットワークの表現の自由の観点から見たニフティ訴訟第一審判決―東京地裁1997年5月26日判決批評
第4章 「ニフティ訴訟」とネットワーク空間の可能性
第5章 マスコミ報道の問題
第6章 「論議せよ、だが従え」ということについて
第7章 インターネット時代の現代思想フォーラム
第8章 インターネットの商用利用開始から現在の事件まで―現代思想フォーラムのローカル・ルールが示唆すること
第9章 インタビュー・初代シスオペに聞く「現代思想フォーラム」と「名誉毀損事件」
第10章 インタビュー・インターネット技術から人格権を検討する

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