内容説明
すべての獣医師が身につけておきたい犬と猫の診療時に必要な基本手技を上・下巻で網羅。日常の診療ですぐに活かせる臨床獣医師必携書。
目次
第1章 診療に必須のテクニック(犬の接し方および保定;猫の接し方および保定 ほか)
第2章 入院管理(動物を預かるにあたって;留置針の設置 ほか)
第3章 周術期管理と外科的処置(術前の準備;縫合糸の種類と適応 ほか)
第4章 救急対応(トリアージ(ABCDアプローチ)
心肺蘇生(CPR) ほか)
第5章 グリーフケア(終末期における伴侶動物医療―グリーフケアとエンゼルケア)
著者等紹介
石田卓夫[イシダタクオ]
1950年東京生まれ。農学博士。国際基督教大学卒、日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)獣医学科卒、東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。米国カリフォルニア大学獣医学部外科腫瘍学部門研究員を経て、1998年まで日本獣医畜産大学助教授。現在は、一般社団法人日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)名誉会長、日本獣医がん学会(JVCS)会長、ねこ医学会(JSFM)会長、日本獣医病理学専門家協会会員および赤坂動物病院医療ディレクター。研究専門分野は、小動物の臨床病理学、臨床免疫学、臨床腫瘍学と猫のウイルス感染症。今後の研究課題として、培養幹細胞移入による免疫疾患および慢性炎症性疾患の治療がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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