内容説明
大人も子どもも親子でも!身近なニホンアマガエルの不思議が楽しみながら分かるビジュアルガイド。始まりは写真絵本、日本や世界のアマガエル図鑑やニホンアマガエルの飼い方に続き、文化・歴史、自由研究、専門研究者からのメッセージや動物園水族館紹介まで。広く!深く!おもしろく!ニホンアマガエルの謎に迫ります!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
4
アマガエル(ニホンアマガエル)は大好きなカエル。色がいいし、顔がいい。写真に撮っても様になる。そんなニホンアマガエルの一年をきれいな写真で追う。体の大きなメスの上にオスが乗っかっているのが交尾だと思っていたら、それは抱接と言って、オスがメスの産卵を促す行為。そして、産卵直後に放精し、体外受精するという。生き物はとにかく、食う食われるの捕食関係の厳しさのもと、カエルがカエルの餌になることもしばしばだとか。冬越しはあまり深く土も掘らず、寒そうだ。2021/11/26
たくさん
0
カエルっていろいろな種類があってウシガエルとかガマガエルとかよくわからないけれど、生活上よく見かける身近なニホンアマガエルだけに絞った構成なのでとても親しみがある。こうやって見てみると写真からもかわいいっていう気持ちも芽生えてくるし餌とか冬眠とかもいつもその場所に出合うこともないしカエルと一緒にあった歴史と文化なんかも身近感がある。とてもやさしいカエルについての本だったです。2023/11/20