知って楽しいカモ学講座―カモ・ガン・ハクチョウのせかい

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知って楽しいカモ学講座―カモ・ガン・ハクチョウのせかい

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784895317627
  • NDC分類 488.69
  • Cコード C0045

内容説明

ガンカモ類の一大飛来地、宮城県の伊豆沼・内沼で30年彼らを見守ってきたガンカモ博士が語る、愛情たっぷり&他では聞けない話が満載!

目次

第1章 ガンカモ類とは
第2章 ガンカモ類に特徴的な形態と一年の暮らし
第3章 ガンカモ類の渡り
第4章 繁殖地での暮らし
第5章 越冬地での暮らし
第6章 環境変化の指標としてのガンカモ類
第7章 ガンカモ類の保全
第8章 モニタリングの実際
おまけ ガンカモ類を調べてみよう!

著者等紹介

嶋田哲郎[シマダテツオ]
(公財)宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団研究室長。1969年東京都生まれ。1992年東京農工大学農学部環境保護学科卒業、1994年東邦大学大学院理学研究科修士課程修了。1994年宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団研究員に着任。2006年マガンの越冬戦略と保全をテーマに、論文博士として岩手大学より博士(農学)号を取得。2020年より現職。専門は鳥類生態学、保全生態学。ガンカモ類を中心とした水鳥類の生態研究のほか、オオクチバス駆除や水生植物の復元など沼の保全、講話や研修会、自然観察会など自然保護思想の普及啓発に取り組む。2013年愛鳥週間野生生物保護功労者日本鳥類保護連盟会長褒状受賞

森本元[モリモトゲン]
(公財)山階鳥類研究所研究員、東邦大学客員准教授ほか。1975年新潟県生まれ。東邦大学大学院理学研究科修士課程を経て、2007年立教大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。立教大学博士研究員、国立科学博物館支援研究員などを経て、2012年に山階鳥類研究所へ着任し2015年より現職。専門分野は、生態学、行動生態学、鳥類学、羽毛学など。鳥類の色彩や羽毛構造の研究、山地性鳥類・都市鳥の研究、バイオミメティクス研究、鳥類の渡りに関する研究を主なテーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アッキ@道央民

25
図書館で見かけて借りてみました。時期的にもうすぐガン、カモ類が増えて来る季節。ちょうど良いかな。ガン、カモ類と言っても身近なマガモやカルガモから、渡りの時期に越冬でやってくるマガンやヒシクイまで様々。潜水して水草など食べる種類、小魚など捕まえて食べるいわゆるアイサの仲間など。マガンなどの移動データを調べるのって本当に大変だなぁ。生態などの解説だけでなく、人間との関わりについても書かれている。この本読んだらさらに、ガンやカモたちに対する興味が湧くと思う。2024/09/20

春風

20
カモ科に分類される「カモ」「ガン」「ハクチョウ」の生態および、保全にまつわる研究の実際が網羅的に紹介されている「カモ学」本。著者は宮城県伊豆沼・内沼研究保全財団の研究室長である。伊豆沼・内沼の研究成果が総説的にまとめられており、特に農業とのせめぎ合いの中での保全に具体的な解決策が提示されつつある点は、今後のカモ保全のモデルケースとなり得るもので興味をひかれた。水域環境そのものの保全の必要性、そして渡り鳥ゆえの国際的保全の必要性等から、カモ保全とは自然保護の縮図であり、象徴的営為でもあるように思える。2021/10/07

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

15
重篤な鳥偏愛クラスタなのでカモ学という言葉だけで萌え死にそうになった。たくさんの種類のカモの名前やら識別の本はいっぱいあるけど、彼らが普段何をしているのか、生態、暮らしぶりについて触れられたものはない、それに答えたのが本書です、と冒頭にドヤられている。これまでには無いものを上梓したという自負のように思われる。それくらい微に入り細に入りカモ類の生態について調べられている。鳥たちの暮らしぶりだけでなくそれに関わった人たちの想いを感じ取っていただけたなら、と締められてあり、もう愛しか無いですね。2021/11/24

セヱマ

7
カモ、ガン、ハクチョウへの鳥愛あるれる研究の本。水面、潜水、ついばみ、こしとり、横取り、ガンカモ類の食事の観察も面白そう。主に、シベリアではなく、極東ロシアから来ているとのこと。オオハクチョウの糞を食べるカモもいるとか。ガンやハクチョウの食害や踏害が農業被害となることもある。カモ♂はカモ♀の里に帰ることも多いとか。大変マジメなカモネタ盛りだくさん。観察させてもらっているという、鳥への配慮を忘れないこと!2022/01/08

A.Sakurai

2
目の前の湖にカモたちが遊弋しているので,どうしたって気になる.なんとか種の識別ができるぐらいだったので,書評で見かけてすぐに手を出した.その生態や特性は知らないことばかり.特に渡りについては圧巻,種ごとに細かくカムチャツカ,チェコト半島,コリマ川,北極圏へのルートや営巣地が紹介されている.あのさして大きくないヒドリガモがアラスカ近くまで旅するのだ.マガモやカルガモが夜行性だったり,ハクチョウがレンコンを食べたり,気象条件で越冬地が変わったり,面白い内容がぎっしり.2021/11/10

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