内容説明
正しい騎座のためにライダーに求められる身体的な要素とは?三種の歩法や異なる歩様、側方運動、手前の変換、ピアッフェ、パッサージュなどの運動においてライダーが行うべきこととは?古典馬場馬術の第一人者が、正しい騎座を習得し、磨き上げるための特別なヒントの数々を明快に解説。写真やイラストを豊富に用いながらライダーの身体の構造を説明し、姿勢の改善をもたらすエクササイズを紹介する。
目次
パート1(イントロダクション;馬場馬術の基本姿勢―ライダーの視点から;上級編―柔軟な騎座から、効果的な扶助の出し方へ;呼吸に関する簡潔な解説;心理的な側面)
パート2(イントロダクション;理学療法士の視点から見た馬場馬術の基本姿勢 直立姿勢と繊細な騎座を得るためのアドバイス;実践的なエクササイズ;付記 より良い座りを学ぶための前提条件)
著者等紹介
ベラン,アニャ[ベラン,アニャ] [Beran,Anja]
子供時代の大半をドイツ・バイエルン地方の祖父の狩猟ロッジで、過ごす。馬術を仕事に選び、1985年ポルトガルに移住。はじめはLuis Valencaのもとで騎乗し、やがて今も師と仰ぐManuel Jorge de Oliveiraに出会い、本格的に馬術を学ぶ。帰国後、Marc de Broissiaに16年間師事し、その後、バイエルン地方のルートラーツリート山中に馬の調教を行う美しい施設Gut Rosenhofを開設
伴美恵子[バンミエコ]
千葉県出身。四街道グリーンヒル乗馬クラブ在籍。和洋女子大学英文学科卒業。2016年、第51回日韓馬術大会馬場馬術日本代表選手。全日本馬場馬術大会、国民体育大会など多くの大会に出場。アジアでは取得者が7名という国際的な指導者資格である「Centered Riding(センタードライディング)」レベル2のインストラクター資格を持つ
伴孝徳[バンタカノリ]
東京都出身。四街道グリーンヒル乗馬クラブ代表。2016年、第51回日韓馬術大会馬場馬術日本代表選手。専修大学入学後、全日本学生馬術大会、国民体育大会、全日本馬場馬術大会で活躍するほか、国民体育大会馬術競技の千葉県代表監督など歴任
樫木宏之[カシキヒロユキ]
東京都出身。パーソナルトレーナー。東京スポーツレクリエーション専門学校アスレティックトレーナー養成科卒業。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、公認トレーニング指導者JATI‐ATI(日本トレーニング指導者協会)、パフォーマンス向上スペシャリストNASM‐PES(全米スポーツ医学協会)などの資格を取得
宮田朋典[ミヤタトモノリ]
宮崎県出身。愛気馬心道ホース&ヒューマンシップ主宰。ホースクリニシャン、Road to the Horse Tootie bland familyクリニシャン。20代より米国の多くのレイニング調教師やクリニシャンのもとでトレーニングを学ぶ。全国でウィスパリングを軸にしたナチュラルホースマンシップの講習会を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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