内容説明
身近なイシガメの不思議が楽しみながらわかるビジュアルガイド。始まりは写真絵本、日本や世界のイシガメ図鑑やイシガメの飼い方に続き、歴史・文化、自由研究、専門研究者からのメッセージや動物園・水族館・大学紹介まで。広く!深く!おもしろく!イシガメの謎に迫ります!
目次
巻頭ビジュアル
カメの仲間/カメの分類/イシガメの仲間
クローズアップ
カメ図鑑
ニホンイシガメの春夏秋冬
イシガメを飼ってみよう
とことんイシガメ
文化・歴史の中のカメ
研究者からのメッセージ
自由研究のすすめ
イシガメに会える動物園・水族館
イシガメを探究する大学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yutaka Matsuzawa
11
カメが好きなので読んでみた。ニホンイシガメに絞った内容がいい。子供向けなので写真も多いし字も大きい。将来の研究者になる人へのガイドにもなっている。昔カメを飼っていた時はとても楽しかった。また野外でイシガメを見つけた時はとても嬉しかった。マニアックなことはネットで調べればいくらでも出てくるので、カメ好きになる導入には最適な本。屋外でカメを飼い、室内でネコと暮らす。そんな生活に憧れる。2021/04/25
遠い日
9
やっぱりニホンイシガメも外来種に押されて減少しているそうだ。田舎育ちなので、カメなんかそこらへんで掬ってきては(父が)、外の大きな甕に入れて買っていました。大雨が降ると甕の水が溢れるので逃げていって、また別のカメを捕まえてきての繰り返し。それが、ニホンイシガメかどうかは知らないままだ。そんなことを思い出しました。2020/10/25
まる
5
ニホンガメを堪能しました 巻末の参考資料もいいですわ〜。2021/07/25
すうさん
1
小さいころからカメは好きだった。初めて飼ったのはミドリガメ。大きくなりすぎて水族館に寄贈した。その後スッポンモドキやハラガケ、ハコヨコなどの水亀、ホシガメはペアで飼って卵も何度も生んだ。だから図書館で亀の本があるつい手が出る。本書は漢字にはすべてルビがあり子供向けであるが、資料や記事はしっかりしていてとても好感が持てる。本当にカメが好きならば写真や生態から入ってどんどん引き込まれて知らないうちに亀博士になっていく。子供の頃の図鑑の楽しさはここにある。本書はそんな風に育った還暦爺が引き込まれる児童書である。2022/04/29
たくさん
0
このニホンイシガメの巻は明るくて身近な環境が描かれた場所になっている。私が見かけるような亀はもっと甲羅が汚れているものばっかりだし磨いてやるときれいになるのかなあ。このシリーズいい感じに身近感があっていいなあ。2023/11/18