内容説明
犬・猫における基本的な画像を描出するテクニックやコツを詳細に、実際の超音波画像とイラストを並列して各臓器、器官の描出法および正常像について解説。知っておくべき基礎知識、検査前の準備、超音波診断装置の操作法についても記載されている。
目次
1 超音波画像を描出する前に(知っておくべき基礎知識;検査前の準備;超音波診断装置の操作法)
2 描出してみよう!腹部(胃;小腸;大腸 ほか)
3 描出してみよう!胸部(心臓;肺)
4 描出してみよう!頸部(甲状腺・上皮小体)
Appendix 覚えておきたい用語
著者等紹介
華園究[ハナゾノキワム]
酪農学園大学獣医学群獣医学類生体機能学分野放射線生物学ユニット講師。博士(獣医学)。第一種放射線取扱主任者、日本獣医画像診断学会検定試験合格者、獣医腫瘍科認定医2種。1979年北海道生まれ。2004年酪農学園大学獣医学部獣医学科卒業後、2004~2007年財団法人鳥取県動物臨床医学研究所(現:公益財団法人動物臨床医学研究所)勤務。2007~2008年酪農学園大学附属動物病院(現:附属動物医療センター)にて画像診断科研修医、2008~2009年内科研修医を経て、2009年江別市の北島動物病院に勤務。2010年より酪農学園大学大学院獣医学群獣医学類博士課程に進学し、2014年博士号(獣医学)取得。2014~2017年北海道大学大学院獣医学研究院特任助教として、附属動物医療センターにて画像診断に従事。2018年酪農学園大学獣医学群獣医学類生体機能学分野放射線生物学ユニット助教を経て、2019年4月より現職
中出哲也[ナカデテツヤ]
酪農学園大学獣医学群獣医学類伴侶動物医療学分野画像診断学ユニット教授。博士(獣医学)。日本獣医画像診断学会理事、日本小動物外科設立専門医、動物臨床医学会副会長。1956年北海道生まれ。1979年酪農学園大学酪農学部獣医学科卒業後、1981年酪農学園大学大学院獣医学専攻修士課程修了。1996年同大学にて博士号(獣医学)取得。1981年同大学附属動物病院(現:附属動物医療センター)の助手として着任。同大学獣医外科学第二教室講師、助教授を経て、2007年4月より現職。この間、1994年からオハイオ州立大学に1年間留学。2004年から画像診断学ユニット教員として附属動物医療センターにて画像診断業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。