目次
第1部 消化管内寄生虫と感染に影響を及ぼす要因(馬の寄生虫の生態と生活環;寄生虫感染の病態と臨床症状 ほか)
第2部 馬の寄生虫対策の基本方針(薬剤に頼らず寄生虫の感染を減らす;薬剤を用いた寄生虫対策 ほか)
第3部 寄生虫学的な検査と診断(検査と診断;駆虫薬耐性の検出 ほか)
第4部 症例集(謎の薬;ピランテルの有効性評価 ほか)
著者等紹介
妙中友美[タエナカトモミ]
1983年生まれ。2008年宮崎大学農学部獣医学科卒業、同年ノーザンファームに入社。大学では故・加世田雄時朗教授を追って獣医内科学教室、獣医寄生虫学教室に所属し、堀井洋一郎教授に師事。日本の野生馬と呼ばれる御崎馬の個体数変動に関する研究を行い、寄生虫駆除が御崎馬の生態に与えた影響を明らかにした。卒業後、それまで知られていなかった日本のサラブレッドの子馬にも駆虫薬耐性を持つ馬の回虫が寄生していることに気が付き、ノーザンファームで牧場専属の臨床獣医師として競走馬の生産と育成、調教の現場に幅広く携わるかたわら、馬の駆虫プログラムのあり方についての調査研究をライフワークとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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