感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
邪馬台国
9
手持ち無沙汰で本屋へ行き、なんとなく手に取って帰り道に読みました。薄れつつある幼き日の感覚が身体の底から湧き出てくる感覚。児童文学ってこの歳でよんでも面白い、とだいぶ昔にヒコ田中さんのお引越しを読んで衝撃を受けたものの、そこから幅を広げそびれていたので、良質な作品の多い本誌の連載陣をたどって読み広げていきたいなと思いました。そして下手の横好きでも物語を書いてみたくなりました。とてもワクワクする雑誌でした。2017/01/23
けいこん
7
セルフの脳外科。。2017/02/17
まひる
6
絵本、児童文学の雑誌です。偶然書店で見つけ前号から読んでいます。毎号テーマに沿って作られた作品、というより物語が載っています。私は最果タヒさんの詩が一番心に残りました。けれど、どの作品も子供の頃の忘れていたほんのちょっとの記憶を呼び起こすような、その瞬間だけその頃の自分に戻ったり、自分とは違う子供時代を送ったり。空想、想像、妄想、頭と心の中だけで時間も場所も全てを超えた旅ができます。物語の力って本当にすごいです。ラストは公募入賞作品が載っていて、あ、私も書いてみよう!という前向きな気持ちになる雑誌です2017/01/08