動力の歴史 (増補三訂版)

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動力の歴史 (増補三訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784895228558
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0053

出版社内容情報




【目次】

カラー口絵 本書に登場する主な動力
序 文 
第1章 動力とは何か
 動力のありか
 動力とは
 動力の字義
 万全な説明
 生きた力と死んだ力
 仕事および動力の評価法
 ワットの馬力実測
 人間自身の動力測定
 現代の動力表示法
 ワット雑件
 大動力の功罪とその栄枯
第2章 動力の由来 ジェームズ・ワット以前
 旧時代動力概観
 人力や畜力の利用
 自然力の利用
 風力の利用(その一 帆)
 風力の利用(その二 風車)
 水車
 熱機関の胎動
 世界最初の実用熱機関
第3章 動力の由来 ジェームズ・ワットの業績
 ニューコメンからワットへ
 ニューコメン機関の未熟さ
 ワットの登場
ワットの汎用機関
ワットの科学的業績とその晩年
第4章 一九世紀 動力の大躍進
 動力面は百花繚乱
 重要業績一覧
 先覚者所ジョージ・ケーレー
 スターリングの熱空気機関
 爆発真空機関
 学者の登場
 ファラデーの業績
 重力直動水車から圧力型に
 蒸気タービンとガスタービン
 内燃機関の発達
 本格的内燃機関の登場 オットー機関
 二サイクル機関
 燃料の種類および送り方による区分
第5章 動力開発の裏街道
 記録されざる裏街道
 開発者の性格と通弊
 永久機関の発祥
 ロータリー・エンジン
 巧妙だが精巧に過ぎる案
第6章 二〇世紀前半における動力躍進
 二〇世紀初頭の動力概観
 戦争の強要による動力の急進歩
 潤滑油の節約とピストン・リング改良
 大戦時の動力総決算
 発送電にも一転機
 ディーゼル・エンジンの改良と用途拡大
 ガスタービンの実用化
第7章 二〇世紀後半の動力概況
 第二次世界大戦前と戦後
 動力は縁の下の力持ち
 裏街道も盛況
 動力の栄養源
第8章 動力の将来 その功と罪
動力にたいする賛美と呪詛
救いの道はあるか
新原理、新型式の可能性
標準品の特長の確認 

あとがき
新版あとがき
資料
索引

内容説明

温故知新―過去を掘り下げ、新たな知見につなげる。CO2排出削減、高効率化、新たなエネルギー利用へと転換期を迎える21世紀。本書は、東京大学・富塚清名誉教授が、周回航続距離世界記録を樹立した「航研機」の開発に携わった見地を背景に、動力技術の発展の歴史を、技術者を志す学生から一般読者までに向けて平易に語った動力についての入門書である。本書は、1980年に岩波書店より刊行された『動力物語』を底本とし、1998年に弊社から『動力の歴史』と改題して初版を刊行、2002年には「増補新訂版」として再版した。刊行以来、確かな視点とわかりやすい記述で、工学を学ぶ学生や技術者、エンジンなどの動力機関に関心を持つ多くの読者の方々に読み継がれてきた。このたび本書の有する学術的ならびに学校教育用としての意義をあらためて見直し、巻頭にカラー写真を収録して資料性を高め、「増補三訂版」として刊行することとした。

目次

第1章 動力とは何か
第2章 動力の由来―ジェームズ・ワット以前
第3章 動力の由来―ジェームズ・ワットの業績
第4章 一九世紀―動力の大躍進
第5章 動力開発の裏街道
第6章 二〇世紀前半における動力躍進
第7章 二〇世紀後半の動力概況
第8章 動力の将来―その功と罪

著者等紹介

富塚清[トミヅカキヨシ]
東京大学名誉教授。1893年(明治26年)千葉県山武郡増穂村木崎生まれ。1917年(大正6年)東京帝国大学工学部機械学科卒業、東京帝国大学における航空学調査委員会嘱託となる。翌年、東京帝国大学助教授。航空研究所所員。1932年(昭和7年)工学博士、教授となる。専攻は航空発動機。戦後、法政大学、明治大学などで教授を歴任。定年退職後は白梅学園女子短期大学の教授を務める。1988年逝去、享年94歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。