出版社内容情報
【目次】
ポルシェの企業史に惚れ直しました 黒岩真治
はじめに
第1部 ボクスターが誕生するまで
序 章 ポルシェの衰退と危機
第1章 トランスアクスル・ポルシェ924
第2章 トランスアクスル時代―ポルシェ944
第3章 トランスアクスル時代―ポルシェ928
第4章 トランスアクスル・ポルシェのインプレッション
第5章 トランスアクスル・ポルシェが残したもの
第2部 ヴェンデリン・ヴィーデキング
第6章 ヴィーデキングの改革
第3部 デザインスタディに向けて
第7章 デザインに込めたハーム・ラガーイの極意
第8章 ポルシェ550スパイダー.
第9章 ポルシェ914/6
第10章 デトロイトショーでのセンセーション
第4部 初代986型 ボクスター
第11章 初代986型 ボクスター
第12章 986型ボクスターのエンジン.
第13章 986型ボクスターの駆動系と足回り
第14章 生産型ボクスターのデザイン
第15章 ボクスターの内装デザイン
第5 部 初代986 型ボクスターの進化を追う
第16章 内外メディア評にみる986型ボクスターの実力
第17章 海外メディアによる986型ボクスターの性能比較
第18章 2000年モデルイヤー
第19章 2000年モデルイヤー―ボクスターS
第20章 英国メディア評にみるボクスター2000年モデルイヤーの実力
第21章 英国メディア評にみるボクスターS2000年モデルイヤーの実力
第22章 2001~2002年モデルイヤー
第23章 2003~2004年モデルイヤー
第24章 英国メディアによる2003~2004年モデルイヤーの性能比較
第25章 986型ボクスターのスペシャルモデル
第26章 986型ボクスターを総括する
コラム① 私とボクスターS
第6 部2 代目987 型ボクスター
第27章 987型ボクスター
第28章 987型ボクスターのエンジンとトランスミッション.
第29章 987型ボクスターのシャシーと足回り
第30章 国内外メディア評にみる987型ボクスター(前期型)の実力
第31章 987型ボクスター(後期型)
第32章 ポルシェのトランスミッションPDKの歴史
第33章 海外メディア評にみる987型ボクスター(後期型)の実力
第34章 987型ボクスターのスペシャルモデル
第35章 987型ボクスターを総括する
コラム② 私と987型ボクスター
第7部 初代987型ケイマン
第36章 987型ケイマンSの登場
第37章 987型ケイマン(前期型)と987型ケイマン(後期型)
第38章 987型ケイマンのスペシャルモデル
コラム③ ブレーキング時の
内容説明
ポルシェが積み重ねてきた独自の技術により開発されたミッドシップスポーツカー。1990年代、ボクスターは、ポルシェ911のもう一つのラインプロジェクトとしてスタートし、その開発は世代交代を果たすこととなる水冷エンジン搭載のポルシェ911と同時に行なわれた。そのコンセプトは、水冷の水平対向6気筒エンジンをミッドシップに搭載する2シーターのオープンスポーツカーであった。1996年に発売を開始したボクスターは、発売と同時に世界のスポーツカーファンから多くの支持を得ることに成功した。その後もポルシェの技術陣は、ボクスターの性能向上や技術的進化を続けていき、2005年には、ボクスターと兄弟車となるクーペモデルのケイマンが新しい機種として市場に追加投入されている。そして、オープンスポーツカーのライバル達が次々と市場から消え去ってゆく中、年を重ねるごとに様々な魅力的なモデルが、逐次投入されてきたボクスターとケイマンは、ポルシェブランドの一翼を担うスポーツカーに成長したのである。
目次
第1部 ボクスターが誕生するまで(ポルシェの衰退と危機;トランスアクスル・ポルシェ924 ほか)
第2部 ヴェンデリン・ヴィーデキング(ヴィーデキングの改革)
第3部 デザインスタディに向けて(デザインに込めたハーム・ラガーイの極意;ポルシェ550スパイダー ほか)
第4部 初代986型ボクスター(初代986型ボクスター;986型ボクスターのエンジン ほか)
著者等紹介
相原俊樹[アイハラトシキ]
東京・新宿区に生まれる。中央大学法学部法律学科卒業後、外資系企業に約30年在職。在職中から翻訳を始め、1993年のデビュー作『死のレース』に次いで、1996年に『アメリカ車の100年』を刊行。2006年、フルタイムの翻訳家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。