目次
第1章 ルノーの登場(ルノーの創始者;フルラインメーカーに成長;果敢なレース活動;バスやトラツク;タクシー伝説;大きな契機となった第1次大戦)
第2章 ルノー王国の展開(大量生産の時代が始まる;スピードへの挑戦;フランスを代表する高級車;航空機、鉄道、6輪車)
第3章 ゼロからの再出発(終戦後、国営公社となる;4CV、戦後ルノーの出発点;アルピーヌの誕生;ゴルディーニとの契約;アルピーヌ、ルマンへ;リアエンジン車の成長;フレガトとフロリド華やかさ復活の動き;青い情熱、8ゴルディーニ;決定的なスポーツモデル、アルピーヌA110)
第4章 高度成長とF1への挑戦(キャトル、ルノー流合理主義;4フルゴネットとエスタフェット;ハッチバックを採用した上級車、16;新時代のスモールカー、5;新しい前輪駆動方式の展開;アルピーヌ・ルノー、ルマンを制す;F1、ターボ革命;アルピーヌ市販モデルの展開;“空間”のクルマ、エスパス;アメリカへの進出、ラインナップの拡大)
第5章 改革の大いなる成功(トゥインゴ“リスクを冒さないことがリスク”;1990年代、油ののったルノー;F1で頂点を極める;ルノー・スポール、表舞台へ;カングーの誕生;ユニークなデザインをヒットさせる;成長する2000年代のルノー;ルノー・スポール一家の充実;大きくなった2代目カングー;デザインの新風;F1を頂点にしたスポーツ王国;ルノーの新展開アルピーヌ、ダチア、EV)
著者等紹介
武田隆[タケダタカシ]
1966年東京生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科中退。出版社アルバイトなどを経て、自動車を主体にしたフリーライターとして活動。モンテカルロラリーなどの国内外モータースポーツを多く取材し、「自動車アーカイヴ・シリーズ」(二玄社)の「80年代フランス車篇」などの本文執筆も担当した。現在は世界のクルマの文明史、技術史、デザイン史を主要なテーマにしている。RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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