感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yyrn
15
今でも造られているのになぜ終焉?この本では2001年まで造られた当初の設計者イシゴニスの思想を色濃く反映していたミニまでを扱っているためだが、正直、前半の開発までの時系列的な話はいま一つだが、デビュー後からは俄然面白くなった。大戦後の物資不足の中でイシゴニスが想定した安くて簡素ながらも家族が乗れてちゃんと走る車は、最初は奇抜すぎて売れなかったらしい。それがあるきっかけで人気に火が付き、かつ戦後復興期を経て賃金労働者の若者でも購入できる時代が到来して時流に乗り、その後爆発的に売れたという。車好きにおススメ。2020/01/30
サワークリーム
8
かなりマニアックな内容だった。MINI好きにはたまらない。現在のMINIは決して小さくない。いや、クラブマンなど「でかっ」とつぶやきたくなるほどだ。でも、この「MINI」という名前がやっぱり大切なんだと改めて思った。可愛くておしゃれ、そしてスポーティ。やはり、愛すべき「MINI」なんだ。イシゴニスとジョン・クーパー氏との出会いがなかったら、MINIも生まれていなかった…愛着も一入です。2021/06/05
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