内容説明
排ガス規制が大きな命題となる1975年以前、日本が世界有数の自動車生産国になる基礎を固めた時代の国産乗用車たちを紹介。戦前のクルマに関しても、国産自動車の黎明期ともいえる1907年の「タクリー号」など8車を冒頭に掲載しています。メーカー別ではなく発売された年・月順に掲載することで、当時のクルマの傾向や時代のニーズ、またそれに応えるメーカー各社の進化を見ることができます。思い出に残る「懐かしのクルマ」を車名やメーカーで見つけやすいよう、巻末に50音別索引を掲載しました。
目次
国産吉田式自動車(タクリー号)(1907年)
三菱A型乗用車(1918年)
リラー号(1923年)
オートモ号(1924年)
ダットサン10型(1932年)
トヨダAA型乗用車(1936年)
オオタOD型フェートン(1937年)
いすゞPA10型乗用車(1943年)
たま電気乗用車
ダットサン・スタンダードセダンDA型〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいそ
3
2019年。1960年より前は知らない車がたくさん出てきておもしろかった。純国産の最初はトヨペット・クラウンらしいが、何をもって純国産というのだろうと思ってしまった。1975年以前は環境や安全より性能重視のイケイケ時代でおもしろかったというので1974までになっているのかもしれないが、確かにそういう面があるだろうけれど、それではやっぱりアカンかったやろ、と思ってしまう。あと、令和元年発行だからプリンス・セダンAISH-IIの説明は更新しといてほしかった。2019/08/25
kaz
1
1960年代半ば以降の自動車は何となく見覚えがある。それ以前の車も、雰囲気がそれなりに現在のものに引き継がれているものもあり、面白い。スバル360は1958年発売だとか。 2019/10/13
ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
0
日本の自動車(乗用車)の初期図鑑である。知っているクルマも数多く、その頃の記憶も甦る。本当に懐かしく、自分が育った昔の風景が思われた。自動車は、自分にとって、生きて来た時間その殆どに関係して居る。小さい頃からミニカーを集め、300個程にもなった。そのミニカーを売って、本物のクルマの足しにした。また、20代から今(60代)もドライブが大好きだ。現在も、パートで送迎の為、仕事として運転している。これだけ毎日運転してても、休みの日にはドライブに行っている。スキだなあ😂😂2019/09/08