内容説明
STIが設立され、最初に取り組んだのが、指定の距離または時間の平均速度を競うFIA公認競技、世界速度記録への挑戦である。発表前の新型レガシィをベースに改修、社内ドライバーやメカニックのトレーニングを繰り返し、翌1989年1月2日にスタートした。挑戦した3台のレガシィは様々な苦難を乗り越えながら、1月20日に2号車が10万kmを走破し223.345km/hで世界記録を樹立、3台とも従来の記録を更新した。この世界記録は16年間も破られることがなく、STIの活動の礎となった。
目次
レガシィRSタイプRA 1989年
レガシィ・ツーリングワゴンSTI 1992年
インプレッサWRX STI 1994年
インプレッサWRXタイプRA STI 1994年
インプレッサ22B‐STIバージョン 1998年
インプレッサS201 STIバージョン 2000年
フォレスターSTI 2 タイプM 2001年
インプレッサS202 STIバージョン 2002年
レガシィS401 STIバージョン 2002年
インプレッサWRX STIスペックCタイプRA 2004年〔ほか〕
著者等紹介
廣本泉[ヒロモトイズミ]
1974年、福岡県に生まれる。1995年よりモータースポーツ専門誌の編集に携わり、2001年よりフリーランスのジャーナリスト、編集者として活動を開始。国内のみならず、海外でも積極的な取材を行っている。主にモータースポーツ専門誌、自動車情報誌に寄稿。近年はレポート執筆のみならず、撮影も実施しており、さまざまな媒体に寄稿するほか、自動車メーカーやパーツメーカーの広告、webサイトなども手がけている。JMS(日本モータースポーツ記者会)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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