感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
8
戦後から高度成長期までの、トラックとバスのカタログ掲載イラストを網羅。まだトラックとバスのシャーシが同じだった時代から、バスはリアエンジン化とともにフレームレスモノコックやライトバス(→マイクロバス)へと別れていく時代。国内大型4メーカーだけでなく、トヨタ、日産、ダイハツ、プリンス、くろがねにも触れられている。時代的に、特にトラックはボンネットも多数のラインナップがあった頃。日本の高度経済成長と産業を支えたクルマは、趣味としても自動車史としてもあまり顧みられることはないが、記録を纏めたことに大きな意義。2021/06/04
kaz
2
サブタイトルでは「1917-1975」となっているが、1950年代以降のものが主。当時のデザイン等がわかって面白い。昔の映画を観ているみたいだ(当たり前か)。本編で取り上げられているのは、トヨタ、日野(さすがインパクトは大きい)、プリンス(スカイラインは良いのだが、トラックはイマイチ)、ダイハツ、くろがね(後に日産の下請けに)。 2019/05/21