内容説明
スバル サンバーは、三輪自動車に替わる新たな需要に応えるべく開発され、1961年(昭和36年)に発売された。その設計においては、スバル360と同じ「人間優先」の設計思想のもとに進められた。ここで採用されたリヤエンジン・リヤドライブ、四輪独立懸架のレイアウトは優れた乗り心地を生み、商業・農業をはじめとする多くのユーザーに受け入れられ、富士重工業での生産を終了する。2012年(平成24年)まで継承されたのである。本書では、スバルサンバーの半世紀にわたる変遷を、当時のカタログ、図版等の資料をもとに解説する。
目次
スバル・サンバーの歴史(スバル・サンバー前史;スバル・サンバーの開発と変遷)
カタログでたどるスバル・サンバー(初代サンバー;2代目サンバー;3代目サンバー;4代目サンバー;初代ドミンゴ ほか)
著者等紹介
飯嶋洋治[イイジマヨウジ]
1965年東京都生まれ。学生時代より参加型モータースポーツ誌『スピードマインド』の編集に携わる。同誌編集長を経て、2000年よりフリーランスライター、編集者となる。現在は、自動車誌、一般誌、ウェブサイトで執筆に従事。また、ダートトライアル、ジムカーナなどに参加し、モータースポーツにも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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