出版社内容情報
先生からの問題を、50歳を過ぎた生徒が解き、2人で問題を振り返りながら、数学のおもしろさや、今、どの分野でも求められている「数学的考え方」を身につけるヒントを伝える。豊富なイラストで楽しく問題に取り組め、子供から大人まで読める。
内容説明
35年ぶりに出会った元中学2年生と元数学教師は、おたがいの顔と顔を見合わせて、「ほんまにできるの?」「まんほにやるの?」と思いつつ、改めて数学のおもしろさを発見する旅に出たのでありました。
目次
第1章 数学、ごめんなさい。(井戸の中のカエル―公式をあてはめたら答えは出る!と思っていると間違うこともあるんです。;マイナスとマイナスをかけると、なぜプラス?―わからなくなったら、基準を見つける、という大事なルール。;シルエットクイズ!―いろんな角度から見る、ということが人生を豊かにするんやで。 ほか)
第2章 数学で世界を知っておどろいた。(ハチと列車―ややこしそうに見える問題も、じっくり解いていけば、意外に簡単です。;おっさんの頭―記号とか公式は、ややこしいものをパッケージしてくれる、あなたの味方!;多角形の対角線は何本?―コツコツ解いていくと…。なんかすごいものを発見したりするんです! ほか)
第3章 お菓子の箱が好きな数学教師。(正五角形を描いてみよう!―正五角形を描いているあいだに、自然の摂理が見えてくる、という話。;発見!黄金比―美術、音楽、建築、大自然、すべてに黄金比は隠されているのです。;先生の好きな問題1(和算から1つ)―江戸時代の盗人の親分は優しかった? ほか)
著者等紹介
川勝健二[カワカツケンジ]
1952年兵庫県伊丹市生まれ。1976年同志社大学工学部機械工学科卒業。1976年伊丹市立西中学校の数学科教諭として着任。2010年伊丹市立西中学校校長に就任。2013年定年により退職。日本数学史学会会員、近畿数学史学会(休会中)会員監事。近畿を中心に数学教育や和算についての講演や特別授業を開催
植松眞人[ウエマツマサト]
1962年兵庫県伊丹市生まれ。1990年オフィス★イサナ設立。1996年東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞。オフィス★イサナ代表取締役。クリエイティブディレクター/コピーライター。TCC会員として広告制作の現場でクリエイティブディレクター、コピーライターとして活躍。現在は、執筆活動や映像製作も手がけ、専門学校の講師として後進の指導にもあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。