内容説明
富士重工業内で、モータースポーツ活動の意義と必要性を唱える企画書が作成されたことがひとつのきっかけとなり、1988年にSTIは設立された。その活動のなかでも、約19年にわたるWRC活動は、日本車メーカー初の3連覇を達成するなど、スバルを世界有数のブランドに大きく成長させた。WRC活動終了後も、ニュルブルクリンク24時間レースでの2連覇など、様々なフィールドで積極的に展開している。また、それらの技術を生かして製作されるコンプリートカーは、そのポテンシャルの高さから人気を呼んでいる。本書では、その25年にわたる変遷を、多くの図版を用いて詳細に紹介する。
目次
STIの歴史
写真で見るSTIの軌跡(STIモータースポーツ活動の原点;WRC(世界ラリー選手権)
WRC以外のモータースポーツ活動―国内外のラリー選手権
WRC以外のモータースポーツ活動―国内外のレース競技
歴史を築いたワークスマシン
市販モデルの系譜
STIと駆け抜けた戦士たち)
著者等紹介
廣本泉[ヒロモトイズミ]
1974年、福岡県に生まれる。1995年よりモータースポーツ専門誌の編集に携わり、2001年よりフリーランスのジャーナリスト、編集者として活動を開始。国内のみならず、WRC(世界ラリー選手権)やWTCC(世界ツーリングカー選手権)、DTM(ドイツツーリングカー選手権)など海外でも積極的な取材を行なっている。主にラリー専門誌、自動車情報誌に寄稿。JMS(日本モータースポーツ記者会)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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U-G.Kintoki