内容説明
江戸時代の人々は、いかにして髪を洗い湯水で身体をきよめていたのか?本書では、庶民の沐浴の姿を広範囲にわたって描く。公衆浴場の始まりから、様々な風呂の変遷と発達、くすり湯、銭湯の客、湯屋で働く人々などに加え、さらに多くの逸話を解説しながら、資料としても貴重な図版を収録して紹介する。
目次
江戸銭湯の始め
風呂のいろいろ
くすり湯
江戸の湯屋
銭湯の客
湯屋で働く人々
その他
著者等紹介
花咲一男[ハナサキカズオ]
1916年東京生まれ。諸雑誌に江戸風俗・川柳・雑俳について数多く執筆している
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感想・レビュー
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yyrn
17
大河ドラマに合わせて図書館に「江戸」をテーマにしたコーナーが設けられていて、そこにあった本。この本の著者を知らなかったのでnetで調べると、1931年生まれの江戸風俗研究執筆家だそうで、たくさんの風俗本を書いていたが、昭和時代に数多く見られた原文を長々と引き写して解説するパターンが続くので非常に読みづらかった。最近の本だと原文があっても続けて現代かな文で復唱してくれるが、それがなく(これくらいは読めるだろうということか?昔の人は教養があったね)すぐに原文を踏まえた著者の意見が続くので本の理解は半分程度w。2025/02/08
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