内容説明
戦中の動乱のさなか、瀬戸内海の小さな島に一人の新任教師がやってきた。電気もラジオもなく、新聞は一日遅れでやってくる。そんなおだやかな島で若者たちの姿を心温まる筆致で描く。愛媛出版文化賞受賞作家の珠玉の作品集。
著者等紹介
本吉晴夫[モトヨシハルオ]
本名・正晴。1923年松山市に生れる。岡山大学第二外科教室、国立松山病院(現・四国がんセンター)に勤め61年から90年まで外科を開業、松山リハビリテーション病院を経て、現在は東明病院に勤める。医学博士。日本医史学会会員。日本文芸家協会会員。『文脈』同人。愛媛出版文化賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。